裏のまた裏話

重信の走塁ミスから考える巨人の課題

どもども。

今回は文章のスタイルを変えてみようかと…。

 

今回話すのは2年目の外野手・重信慎之介の話。先週金曜からの3連戦は、重信の存在抜きに語ることはできないだろう。

同じく2年目の捕手・宇佐見が上がるという情報もあり、代わりに重信を抹消するかと思ったが抹消されたのは大竹寛のみ。まあミスがあったから重信を落としたのではミスを引きずりかねないし、これで良いのかもしれない。

 

それでは今回は重信のミスとそれが起こった背景を考えていく。

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巨人のドラ2は何故当たらない? 指名選手を振り返る

どもども。

今回は水曜のヤクルト戦で今季2勝目を挙げたルーキー・畠世周投手の話から。

 

畠投手は最速155キロの速球を武器に三振を奪える投手です。ここまで23回1/3を投げて29奪三振奪三振率にすると11.19です。リリーフエースのマシソン投手の奪三振率が11.25ですから、先発、しかもルーキーながらこの数字を残している畠投手の凄まじさがわかります。

やや被長打が多いので高スピンで「空振りを取れるストレート」かつ「当たると飛ぶストレート」かなという印象ですが、三振を奪えるのはやはり魅力的。奪三振というのは「最も安全なアウトの取り方」と言いますしね。

 

ドラフト2位という期待に応え、結果も潜在能力も見せている畠投手。しかし、巨人のドラ2にはあまりいいイメージがありません

鬼屋敷、大累、和田恋と思いつく名前を並べてみてもちょっと…。

 

そこで今回は2008年以降のドラフト(2007年までは分離ドラフトだし2巡目の指名をしてない年が多いので)で巨人が2位指名した選手を見ていこうと思います。

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レギュラーへの旅路の終着点 寺内崇幸選手

どもども。

今回は地味ながらも由伸監督の信頼厚いあの内野手について書いていこうかと思います。

 

あ、もちろん中井じゃないですよ

中井は意味もなく使われ過ぎで地味じゃねえもん。

 

今回語るのは背番号00の寺内崇幸選手。

 栃木工業高校からJR東日本に入り、2006年の大学生・社会人ドラフト6巡目で指名され巨人に入団。

2006年のドラフトといえば、高校生ドラフトで坂本選手の指名もありました。

 

プロでのキャリアも今年で11年目。5月には34歳となりました。すっかりベテランとなった寺内選手のこれまでだとか、僕が思っていることを書いていきます。

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あえて3Pの物足りない点を語る

どもども。今日の巨人は凄い試合でしたね。今季初の二桁得点嬉しい。

でも今回は下書きも完成させてたし久々にアニメの話です。

 

昨日、3Pアニメの4話が放送されましたね。

原作も1巻だけ読んだことがあるのですが、アニメではこの4話までがちょうど原作1巻の内容でした。

 

1話を見た時にこのブログでも感想を書いたし、2話以降も書くつもりで「書きたいな~」なんてことも書いてましたが、結局2話、3話と書きませんでしたね。

まあ見ながらTwitterで実況してるので言いたいこと出し切っちゃってるというのもあるし、そんな面白いこと書けないだろうなってのもあります。

 

あとアニメの感想ブログって、キャプチャ画像貼られてたりするじゃないですか。たぶん感想ブログを訪れる人の中にはそのキャプチャ目当てに来る人もいくらかいると思うんです。「あのシーン可愛かったな、画像欲しい~」みたいな。

でも僕はキャプチャ画像貼れませんし、例えば3Pの2話の感想をブログに書いたとして、「3P 2話」とかで検索して偶然このブログに来た人の期待を裏切りかねないわけですよ。

そんなこともあって、書きたいことがまとまっている場合は別ですが、見たアニメの感想を毎回書くのはいいかなあという感じです。

 

ただ今回は、今季唯一見ているロリ&ポップな3Pが一区切りということなので色々書きたいと思います。タイトル通り、「物足りない点」が中心ですが…。

この先3Pと『ロウきゅーぶ!』の内容に触れながら書いていくことになるので、ネタバレが嫌な人は避けてね。 

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谷元選手のトレードに見る日本ハムの戦略

どもども。

昨日から今日にかけて野球界はニュースが多かったですね!

 

幾つか挙げていけば高校野球では西東京大会で東海大菅生が優勝。注目の清宮選手擁する早稲田実業を破りました。

やはり注目の清宮選手を甲子園で見たい気持ちもありましたが、その清宮選手や野村選手擁する強力打線を抑えて勝利した東海大菅生の甲子園での戦いにも注目したいですね。

 

続いて昨日は巨人が劇的なサヨナラ勝ち。打線はDeNA先発飯塚投手の前にランナーは出すものの得点できず、坂本選手の途中交代などもあって苦しい展開に。

それでも3点ビハインドの8回に石川選手と陽選手のホームランで1点差とすると、9回は二死走者なしから村田選手と亀井選手の連打でチャンスを作り、最後は途中出場の相川捕手が逆転サヨナラタイムリー。

この試合を見ていると語りたいことがたくさん出てくるのですが、逆に多すぎてまとめられないのでまた今度ということで…。

 

そして今日は7月31日。今シーズン中の選手の移籍は今日までとなります。

育成選手の昇格も今日が締め切りとなった中、支配下の枠を1つだけ残していた巨人は捕手の田中貴也選手の昇格が決まりました

昨日のブログで高木京介支配下登録しないでくれという強い思いを綴ったのですが、高木京介じゃなくて本当に良かった。

そのことを抜きにしても田中貴也選手は楽しみ。正捕手の小林選手がWBCに出場してチームを離れていたこともありオープン戦でも出番を与えられていましたが、そこでも持ち前の守備力を発揮し、主力であるマイコラス投手からも高評価を受けたという田中貴也選手。

二軍ではあまり長打が出ておらず、小林選手同様に打撃が課題ということにはなりそうですが、既に一軍レベルの守備力を身に付けているのは大きなアピールポイント。2年目の宇佐見選手と共に、小林選手と戦えるような捕手になってほしいと思います。

 

トレードの期限も今日までですが、意外なトレードがありました。

今シーズン2度のトレードを行っている日本ハムが、再びトレードを敢行。なんと、今年のオールスターにも出場した谷元選手を金銭トレードで中日に放出しました。

今回はこのトレードについて、自分が得た情報を整理するためという形になりますが書いてみようかと思います。

 

主力リリーバーを放出。日本ハムの意図は?

谷元選手は1985年1月28日生まれの32歳。

三重の稲生高校から中部大学を経てバイタルネットに入社。入社2年目の2008年のドラフト会議で日本ハムから7位指名され入団しました。

167cmと小柄ながら、キレのある直球を武器とする右投手で、入団からの9年で351試合に登板。

昨年の日本シリーズでは第6戦の9回裏に登板し胴上げ投手にもなっています。あれから9ヶ月しか経っておらず、衝撃的な今回のトレードとなりました。

 

これまでの慣例と合わせて考えるとあまりに異例と言える今回のトレード。谷元選手の放出を決断した日本ハムの意図はどのようなものだったのでしょうか。

 

チームの低迷で「売り手」へ

昨年は日本一に輝いた日本ハムですが、今季は7月30日終了時点で92試合を消化し33勝59敗で5位と低迷。3位の西武とは20.5ゲームもの差が開き、クライマックスシリーズ(CS)進出も絶望的な状況です。

 

そのチームの中で谷元選手は主力として活躍していましたが、推定年俸は1億円とされています。

年俸は選手の活躍への期待を表すものです。そして、その活躍によりチームが勝利するために支払われます。谷元選手個人に1億円分以上の勝ちがあることは確か。しかし、低迷している現在のチーム状況は球団が投資した分に見合っていないと言えます。そこで来季以降へ向けた投資のために谷元選手を放出したとも考えられます。

 

メジャーリーグではトレード期限が迫ってくると低迷しているチームが「売り手」となり、高額な年俸の主力選手を「買い手」である上位チームに放出することが多々あります。

トレードが活発でない日本ではあまり馴染みのないことですが、今回は日本ハムがメジャー流に動いたと言えるでしょう。

 

今年獲得したFA権の影響

既にインターネット上で多く話題となっていますが、このトレードには谷元選手が持つFA権が影響していると考えられます。

 

谷元選手は今年の6月21日に国内FA権を取得。今シーズンの低迷を考えれば、日本ハムは選手の年俸を低く抑えたいところでしょうが、FA権を持っている谷元選手の年俸を低く抑えるとFA権を行使され、移籍されてしまうということも考えられます。

移籍した場合、谷元選手は年俸Bランクの選手とされているため、移籍先の球団から日本ハムが「年俸の60%の金銭」または「年俸の40%の金銭+人的補償」という補償を受けることになります。

 

谷元選手の推定年俸は1億円のため、FA移籍で日本ハムが得られる金銭の最大額は6000万円。

今回のトレードで中日が支払った額は明らかにされていませんが、「今シーズンの残り期間で谷元選手に支払う年俸+中日から受け取った金銭」が6000万円より高いならば、FA移籍されるより今回のトレードの方が金銭的に日本ハムの得と言えます。

 

もちろん、谷元選手がFA移籍するとも限りません。谷元選手はアマチュア時代有名であったとは言い切れず、入団テストを経てドラフト7位で入団。日本ハムへの恩を強く感じている選手でしょう。

しかし、それに甘えて日本ハムが谷元選手の年俸を低くすることは難しい。1億円から下げることはあまり現実的ではないですし、仮に低く抑えようとしても年俸調停をされればその思惑は失敗してしまいます。

 

谷元選手の放出が痛くないということはないでしょうが、既に来季以降をにら日本ハムにとって最大限の利益を考えた結果が今回のトレードと言えるでしょう。

 

谷元選手放出で日本ハムが金銭以外に得るもの

上でメジャーリーグの話も出しましたが、主力選手を放出した「売り手」のチームが見返りに「買い手」のチームから受け取るのはプロスペクト、将来有望な若手選手が一般的です。

 

「買い手」の側から考えれば、「未来」の戦力を犠牲にして「現在」の戦力を得ているということになります。メジャーの各球団にとってはそれだけ「現在」のワールドシリーズに価値があるということなのでしょう。

 

日本ではプロスペクトの放出は一般的ではありません。その年の一番になるということの価値の違いもあるのかもしれませんが、毎年1200人ほどが指名されるメジャーのドラフトと違い日本で指名されるのは年に120人ほど。そもそもプロスペクトの層が全然違っているのです。それだけに、日本では主力選手を獲得できるとしてもプロスペクトの放出がそれに見合うとは限りません。

 

また、メジャーはドラフトで多くの若手選手を獲得するだけあり、下部組織の多さも日本とは比べものになりません。

マイナーリーグにはルーキー、アドバンズド・ルーキー、ショートシーズンA、クラスA、アドバンズドA、ダブルA、トリプルAと7つもの階層があります。

日本では多くても三軍まで。メジャーリーグを一軍とするならば、あちらでは八軍まであるわけですからその違いがわかります。

 

それだけに日本では本当に有望な選手は下部組織では収まらず、若くして一軍で活躍します。25歳以下で主力選手になった巨人の坂本選手やDeNA筒香選手、ヤクルト山田選手などはいい例ですね。

だからトッププロスペクト≒主力選手となるような日本では主力選手とプロスペクトのトレードはなかなか実現しない。

今回のトレードでも日本ハムがプロスペクトを求めていた可能性はありますが、なかなか折り合いが合わずに谷元選手の放出を優先して期限ギリギリでの金銭トレードとなったのかもしれません。

 

しかし、日本ハムが谷元選手の放出でプロスペクトを得られなかったとは限りません。日本ハムは今回のトレードで金銭を得た他、谷元選手がいた一軍の枠が1つ空きました。

谷元選手を二軍に落として一軍で若手を使うというのは現実的ではありませんが、いなくなってしまった以上二軍から選手を上げる枠が空きます。一軍レベルの打者と対戦することは若手にとって貴重な経験となるでしょうし、その機会を得られることは来季以降まで考えると大きなプラスと言えます。

谷元選手は現在32歳で、平均球速がこれまでより落ちているという話もあります。巨人の山口鉄也選手などもそうですが、リリーフというポジションは消耗が激しく、年齢も含めて考えると来季以降も谷元選手がこれまで通りの成績を残せるとは言い切れない。それでいて、リリーフ右腕は他のポジションよりは比較的育てやすい。まだ今シーズンは終わっていないとはいえ、CS進出を目指すより来季以降のチーム作りへ舵を切った日本ハムの姿勢を表すトレードとも見れるでしょう。

ファンの愛着も強い主力選手の放出はドライとも言えますが、長期的視野でのチーム作りは日本球界に新たな風を吹き込み得るのではという期待もあります。

 

「買い手」が中日になった理由とは?

 さて、谷元選手はこれから中日の選手となり、新天地での活躍を目指すことになります。

その中日は現在セ・リーグ5位。3位のDeNAとは8.5ゲーム差あります。日本ハムよりはCS進出の望みもありますが、それでも厳しい戦いには違いない。中日のフロントが日本ハムと同じ思考でチーム作りを考えていれば、今回のトレードには応じなかったのではという気もします。

 

では何故中日が今回のトレード相手になったのか。

他の球団と比較して考えると、まず日本ハムから見てパ・リーグの球団相手にトレードすることはあり得ません。谷元選手は現在進行形の主力選手で、衰える可能性があるにしても、来季以降の活躍も十分考えられる選手。

来季以降のチーム作りを考えるにしても、来季以降の主な対戦相手である同一リーグの球団の戦力を強化していたのでは意味がありません。

 

よって谷元選手を放出するならセ・リーグの球団相手しかあり得ませんが、そのセ・リーグなら中日より上位の球団の方が谷元選手を欲していそうに感じます。

首位の広島は資金にシビアな面もありますし、現在2位と10ゲーム差という状況を考えてもトレードに応じることはなさそうですが、激しい2位争いを繰り広げる阪神DeNAや、4ゲーム差で3位を追う巨人の方が上位を狙う「買い手」としてはしっくりきます。

 

巨人ファンとしては昨年オフの大田泰示選手が移籍したトレードなど、日本ハムとのトレードが多いイメージなだけにそういう意味でも中日なのかという意外性があります。

そこで日本ハムが北海道に移転した2004年以降、各球団が日本ハムとどれほどトレードしたかまとめてみます。

巨人:10回

横浜(現DeNA):6回

阪神、ヤクルト、中日:3回

オリックス、ロッテ:2回

ソフトバンク、西武、楽天、広島:0回

 

やはり巨人が多い。

かつて日本ハムGMをしていた髙田繁氏がGMをしている縁もあってかDeNAも多いです(6回中4回がDeNAになって以降のトレード)。

 

ヤクルトと中日に関しては今シーズンのトレードも含めてこの回数です。自前で主力を育て金銭的にシビアという点が合致するためトレードの条件が整いにくそうな広島とは0回ですが、それを除けばセ・リーグでは少ない部類の2球団とトレードをしたことになります。

 

そこに注目してみると、今回「中日(また、先日のヤクルト)とトレードをする」ということ自体が日本ハムの来季以降をにらんだ戦略とも考えられます。

つまり、来季以降もトレードを行っていくために取引先を開拓したということです。

そのために選手を得られずに金銭のみの獲得になるとしても、「中日に谷元選手を売った」という事実を求めていたとしても不思議はありません。

 

そうすると先ほど挙げたうち巨人とDeNAは今回の谷元選手を放出する相手として候補から外れます。

阪神なら取引先を開拓する意味でも良さそうだし、順位争い的にもより大きな恩を売れそうではありますが、阪神のリリーフはマテオ、桑原、高橋、ドリスなどタレントが豊富。今年日本ハムが放出した選手はエスコバー、屋宜、谷元と中継ぎがメインですから、利害が一致しなかったということでしょう。

 

日本ハム側から見れば上記のような事情が考えられますし、中日側から見てもまだCSを諦めておらず、先発投手が中継ぎ登板も行うなどブルペンにやりくりに苦心。三重県出身でもある谷元選手を獲得できるのは見事に利害が一致したと言えます。

 

 

球界に衝撃が走った今回のトレード。かつて糸井選手を放出したように、日本ハムは時折野球ファンにこのようなサプライズをもたらします。

全てのファンがそれを好意的に受け入れるわけではないでしょうが、新たなチーム作りの形として見るべき点があるのも事実。これからも注目してみたいなと思います。

 

それでは、今回はこのへんで。

また!

7/29 巨人二軍

どもども。

タイトル通り今回は二軍戦の話です。

 

昨日の巨人二軍はヤクルトに12-0、9回表降雨コールドで大勝。

やるからには勝つに越したことはないのですが、あくまで二軍なので勝ち負けばかり気にしても仕方ない。しかし、昨日の試合結果を見てみると語りたいことの多い試合でした。

 

山口鉄也投手が実戦復帰

昨日のスタメンは以下の通りでした。

 

8立岡 4吉川尚 Dギャレット 7岡本 3堂上 9青山 5藤村 2河野 6増田 P山口鉄

 

前日に支配下登録されたばかりの青山選手と増田選手もスタメン。

何といっても注目すべきは先発投手。巨人の黄金時代を支えた鉄腕リリーバー・山口鉄也投手が実戦復帰です。

 

山口鉄也投手は先頭の大引選手から三振を奪うと、2番の谷内選手をサードゴロ、3番廣岡選手はショートゴロに抑え1回をパーフェクトピッチ。

シーズン序盤からここまで離脱していたように長年の疲れがあるでしょうし、かつての絶対的な投球を再びすることは難しいかもしれません。

 

それでも幾多の修羅場をくぐり抜けてきた左腕には大きな期待がかかります。

今回のリハビリが良い休養になって、一軍に戻ってきたときに素晴らしい投球を披露してくれたら良いですね。

中日の岩瀬投手も今年に入って復活しましたし、山口鉄也投手もまだまだ終わらないぞってところを見せてほしいです。

 

まさか? あの選手がホームラン

 結果を見てわかる通りこの試合は打線が活発でしたが、打撃成績を見ると異彩を放つ選手が1人。

7番サードで出場した藤村大介選手です。

 

2007年、高校生ドラフト1位で入団。あの中井大介とは同期で同い年。

3年目の2010年までは一軍出場がありませんでしたが、2011年にデビューするとこの年から「飛ばないボール」が使用されていたこともあり持ち前の俊足が重宝されることになります。

二塁手として多くの試合に起用され、盗塁王を獲得。この当時は2番の藤村選手が出塁して盗塁、3番の首位打者長野選手がタイムリーを放つというのが得点パターンだった記憶があります。

 

当然翌年以降もさらなる飛躍を期待されたわけですが、非力さは拭えず。

打撃はパワー不足が目立つ。守備も肩が弱いのに加え、足は速いが判断が悪くそんなに上手くない。

彼の伸び悩みから巨人は二塁手を固定できず、片岡選手や井端選手(現コーチ)、先日放出されましたがクルーズ選手と二塁手候補を次々補強する羽目に。新戦力に押されたこともあり藤村選手の出番は減っていきました。

二軍暮らしが続いた彼ですが、二軍でも結果を残せない日々が続きます。かつて一軍でタイトルを獲得した盗塁ですら決められません。「自分は盗塁王だから二軍で失敗するわけにはいかないという意識がはたらいてしまい走れなくなった」みたいなことを言ってたのを何かの記事で読んだ記憶があります。

 

一軍の試合に出れば中井大介と同等か下手すればアイツ以上に足を引っ張るかもわからない彼ですが、中井と違って一軍でほとんど見ないのでマシという評価。でも「その程度」ってことなんですよね。

分離ドラフトとはいえドラ1がこの有様で、彼の伸び悩みが現在のチームに影響与えちゃってる部分もあるわけですから、良い感情を持つことは難しいです。

それに足が速いが非力な左打者という悪い意味で巨人っぽい選手。ぶっちゃけ今年で戦力外かなと思ってます。

 

しかしそんな彼が今日の試合で(前置き長かったですね)意外な結果を残します。

なんと、ヤクルト先発の高卒ルーキー梅野投手からホームラン。もちろんこれが今季1号。

 

まあ一応去年も日本ハムの金平投手(昨年退団しましたが…)から本塁打は打っていますし、高卒ルーキー相手に打ったから何という話ではあります。

それでもこの藤村選手、今年は二軍でまあまあの成績を残しています。

打率は.272で吉川尚輝選手(.244)や岡本選手(.235)、ギャレット選手(.245)より高い。

 

まあ10年目の選手として自慢になる成績なわけでもないですが、彼も一応左打者。現在巨人は左打者不足です。

阿部選手、亀井選手に続く左打者がいない。ギャレット選手は二軍でも不調だしそもそも外国人枠のせいで出番がない。

3番手を橋本到選手と立岡選手で争いますが、どちらも一軍では微妙。

 

本職は内野の藤村選手ですが、一応外野経験もあります。このまま頑張っていればラストチャンスで一軍の出番もあるかもしれません。

まあ外野としても守備力は高くないだろうし、見たいわけでもないですが…。でも同じ内野手の増田選手が支配下登録されて燃えている部分もあるでしょうし、そうやってチーム内の競争が起こってこその三軍制ですからね。

 

これからも暇な時にはかつての盗塁王に注目してみたいと思います。

まあ左打者としてライバルの立岡選手が昨日も4安打ですから厳しそうですけど。

 

最後の支配下選手は? 結果を残してしまった男

 前回の記事でも話題にした通り、増田選手と青山選手の支配下登録で選手枠は69人。7月31日までに新たに加えられるのは1人。

 

7月31日まであとわずかという状況もあってか、昨日の試合は先発山口鉄也投手が降板した後、育成投手リレー。

 

3番手の土田投手は2回無失点。3番手のアダメス投手も1回無失点とアピール。

まあ外国人枠の都合を考えるとアダメス投手が昇格する可能性は低そう。

前回の記事でも軽く触れてますが、経験を買うなら土田投手はアリかもしれません。

 

そしてこの試合はもう1人の育成選手、それも土田投手同様一軍経験のある選手が登板しています。

 

それは2番手で登板した高木京介

 

高木京介は2011年のドラフト4位で入団。1年目から34試合に登板し防御率0.57と成績を残しチームの日本一に貢献。

2年目以降は1年目ほどの結果ではないながらも中継ぎとして起用され続け、ビハインドでの登板が多いという事情もあるとはいえ初登板から139試合連続で無敗という記録も作りました。

 

左腕の割には球速が出ることもあり、リリーフとして重宝された高木京介山口鉄也投手の負担を減らす存在として期待した時期もありました。

 

しかしそんな評価が一変したのが昨年の3月。

高木京介野球賭博に関与していたことが発覚。1年間の失格処分が下されることになりました。

 

先に関与が発覚していた他の3人が無期限での失格だったこともあり、彼への処分に疑問の声も上がりましたが、まあ僕にとって処分の内容自体は重要ではないのです。

巨人の選手が野球賭博をしていたということが問題。

 

野球賭博がタブーとされる最大の理由は八百長行為に繋がり得ること。八百長をしていたというわけではないそうですが、プロ野球選手がそれに繋がることをしていたというのはあってはならないこと。ファンに対する裏切りです。

 

だから失格処分の期限が切れても、プロ野球に関わらないでほしかった。

しかしコイツは戻ってきた。3月に育成選手として巨人に復帰。

 

何故戻ってきたのか。野球選手だから野球をすることが償いだと言うのか?

あんな裏切りをしておいて、野球をしている姿を見ても応援できるわけないじゃないですか。

 

どんなに無敗記録を伸ばしても、仮に先発転向して沢村賞を獲得したとしても、野球賭博したことを許す気にはなれないと思います。

罪を憎んで人を憎まずとも言いますし、実力があって野球をしたいという思いと資格があるなら受け入れるのが正しいのかもしれません。

でも受け入れられない。処分が明けたからって1年でノコノコと戻ってきて野球をすることが償いになるものか。どんなに実力があってもファンに心から望まれない選手なんてプロとして資格がない。僕以外のファンの感情はわからないけど…。

 

僕は中井大介が二軍に落ちてほしくて仕方ないですが、中井だってプロのレベルの中で必死にプレーしてるのは間違いない。攻守に失敗することもある、というか失敗ばっかですけど、失敗したくてしているわけじゃない。

プロを相手に必死にやっている事実を評価するなんて失礼だと思うからわざわざしませんけど、あんな奴でも必死にやっているわけだから、プロ野球に関わるなとまでは思わないわけですよ。二軍に落ちろとかトレードされてくれとは思うけど。

 

でも賭博野郎はどうか。奴が賭博したのは自分の意志です。賭博したくて、賭博した。八百長に繋がりかねない、ファンへの裏切りだというのに。

コイツはファンを裏切りたくて裏切ったのです。

 

そんな奴が一軍に帰ってくるなんて耐えられない。罪の償いを美談になんかされたら堪ったものじゃありません。

だから支配下登録してほしくないし、期限の31日までにされないならそのまま退団してほしいと思ってる。

 

しかし、そんな思いを嘲笑うかのように賭博さんは結果を残しました。

昨日の試合、2回から登板すると4イニングを無安打無失点で勝利投手。4イニングで60球を放ってますから、7月中の登板はもうないでしょうけどアピールには成功しました。

育成選手の中で実績は段違い。ブランクこそあれ実力だって育成選手と同等以上にあるのでしょう。

 

でも支配下登録してほしくない。頼むからしないでくれ。

この記事は予約投稿なんですが、書きながら明日の朝刊に「支配下最後の一枠は賭博野郎」という見出しが躍っていないかとビクビクしています。

(設定ミスって、予約せず単に下書きで保存しちゃってた、テヘッ

とりあえず今日の朝刊ではそういう記事出てなくて良かった!!) 

 

 

今回はこのへんで。賭博さん帰ってこないで。

ではでは。

祝! 増田選手&青山選手支配下登録!

どもども。

 最近は色々とトレードがありますね。

 

まず日本ハムエスコバー投手とDeNA・黒羽根捕手のトレード。来日1年目の新外国人を放出するこのトレードは意外でした。

さらに、また日本ハムの屋宜投手とヤクルト・杉浦投手のトレード。杉浦投手といえば2013年のドラフト1位。屋宜投手は昨年から一軍登板がなく、日本ハム有利のトレードに見えますが、怪我人続出で二軍でも投手のやりくりに苦労するヤクルトの現状を考えるとやむなしでしょうか。

 

そして僕の贔屓球団である巨人が楽天と金銭トレード。ルイス・クルーズ選手を放出しました。

クルーズ選手は巨人の二塁手たちの中では実力がある選手でしたが、外国人枠に阻まれ今年の一軍出場は少ないものでした。これから一軍へ上がる見込みもあまりなさそうですし、二軍にいたとしても若手の出番を奪ってしまうので良いトレードだったと言えるでしょう。

実力はあるのだから優勝争いを繰り広げる楽天にとっては戦力となるでしょうし、クルーズ選手本人にとっても大きなチャンスですから頑張ってほしいものです。

 

そしてこのトレードにより巨人は支配下登録選手の枠が1つ空いて67人となりました。7月31日までに3人まで新たな選手を追加できることになります。

当然育成選手の昇格が期待されていたわけですが、2人の昇格が決まりましたね。タイトル通り、今回はこの2人について書きたいと思います。

 

三軍の一期生・増田選手

 まずは増田大輝選手。以前もこのブログで話題にしたことのある選手で、期待していたので嬉しい限りです。

ただ、この選手は唯一無二の存在感があるかといえば現状ではそうでもない。内野バックアップなら寺内選手や吉川大幾選手もいますし、他の育成選手の顔ぶれを見るとポジション的に優先度は高くないかと思っていました。

 

それでも増田選手を支配下登録したことには大きな意味があります。

それは彼が三軍制の始まった2016年に育成選手として入団したということ。

 

いわば三軍の一期生なのです。三軍ができてから支配下登録された選手にはウーゴ選手とかアブレイユ選手とかいましたけど、三軍で育成したというわけでもない。

増田選手と同期で育成指名された長谷川潤投手も昨年支配下登録されましたが、早い段階での支配下登録だったのでやはり三軍で育てたという感覚は薄い。

 

その点、増田選手は今まで三軍で腕を磨き這い上がってきた選手です。彼の支配下登録は他の育成選手にとっても励みとなることでしょう。

三軍制の利点は多くの素材を保持し、チームに競争をもたらせること。ただ、三軍にいる選手が試合成立のための数合わせとして扱われているようではモチベーションも上がりませんし、良さが生きません。

今年は篠原投手の支配下登録もありましたが、定期的に育成から支配下登録していくことでチームに刺激を与えていってほしいもの。

三軍の一期生・増田選手にとってこの昇格は卒業を意味します。他の三軍選手のためにも戻ってきてはいけませんよ。

 

最後尾から1番を狙う青山選手

 もう1人は2013年の育成ドラフト1位・青山誠選手。

日本大学出身で村田選手や長野選手の後輩かつ戸根選手の先輩にあたります。

 

巨人の公式サイトで成績を確認すると、三軍では今季57試合に出場し打率.321で8本塁打、二軍でも30打席で2本塁打を放ち長打率.538とパンチ力のある選手。

三軍の選手は小粒な選手が多い中、彼のようなタイプは貴重だと言えるでしょう。

 

青山選手は1年目の2014年から育成選手ながらイースタンリーグの公式戦にも出場。12試合で打率.379と実力を示しました。

しかし、その後は怪我に苦しみ2年目の2015年は公式戦に出場できず。なかなかの苦労人です。

 

昨年は公式戦出場もありましたが、支配下登録はならず。昨年9月の記事では打撃スタイルの変更について語っています。

それによると、今まではアベレージだけを追い求めてきたが、チーム状況を考えた時に右で長打が打てればチャンスをもらえると思ったとのこと。そして少しアッパー気味にバットを出すようにしたそうです。

 

現在の巨人一軍は右打者が多いので左打者なら、と思わなくもないですがそれは致し方ない。たとえ右であっても長打を増やそうと考え、実際にそのための取り組みとして、結果に繋げたのは素晴らしいことです。

現在の巨人はレフトのレギュラーが定まっていません。最近は亀井選手の起用が多いですが、フル出場するのは難しい選手だし、左投手相手ならば右打ちの選手を使いたいところ。

右打ちの若手では石川選手や岡本選手もレフトの定位置を狙うことになりそうですが、長打を武器に青山選手もチャンスを掴み取ってほしいと思います。

 

1991年11月1日生まれ、大学4年秋には1番打者を務め、育成ドラフト1位で指名された青山選手は何かと1という数字に縁があります。

新たな背番号は99と支配下選手の中で最も大きな番号を背負うことになりましたが、そこから結果を残してぜひとも1軍の舞台で1番に輝いてほしいものです。

 

支配下枠は69人。最後の1人は?

 増田選手と青山選手の昇格で支配下登録の枠は69人。あと1人を上げる余裕があります。

 

まず注目されるのは田中貴也捕手。2014年の育成ドラフト3位で今年支配下登録された篠原選手と同期。

チームには小林選手が正捕手として君臨していますが、2番手以降が弱い。3番手捕手が打てない守れない将来性もないと三拍子揃った相川捕手では話になりません。

小林選手も打撃が弱く、レギュラーを確約するには少し心もとないのでライバルを育てたい。田中選手を昇格させるとその点でチームに刺激を与えられますし、期待したいところ。

 

他の候補としては育成選手として7年目を迎えた成瀬功亮選手。

直球の最速は150キロを誇り、三軍では18試合で防御率2.08と安定。中継ぎとして期待される選手です。

 何より故障などもあったとはいえ、育成選手として7年目を迎えられたのは本人の素質と野球への姿勢があってこそでしょう。

来月には25歳になり、素質だけでやっていくにも限界が見えつつあるだけにこのタイミングでの支配下登録へ期待がかかります。

 

あとは支配下登録された経験もある土田投手も候補でしょうか。今季二軍では12試合の登板で防御率5.40とパッとしませんが、10イニングで13奪三振。一軍経験もあるだけに即戦力のリリーフを求めるならアリなのかもしれません。

 

何にしろ高木京介支配下登録だけはしないでくれれば良いですね。

 

 

さて、育成から支配下登録される選手も出てきて、いよいよシーズンは後半戦へ向かっていきます。巨人は既に優勝は厳しく、Aクラス入りすら黄信号という状態。ファンとしてはギリギリまで応援しようと思いますが、来季以降へ向け、若手の積極起用も視野に入ってくるところです。

 

増田選手はセカンド、青山選手はレフトを中心としてそのチャンスを活かし、他の選手も2人に負けないように頑張ってほしい。

セカンドとレフトで右打ちと言えば巨人の害悪選手御三家の一角・中井大介がいます(あとは山口俊と高木京介)が、負けちゃいけませんよ。若手の活躍で、巨人に中井のいる場所はないと思い知らせてやりましょう。

 

それでは今回はこのへんで。

また次回!