裏のまた裏話

フレッシュオールスターとオールスター第1戦をのんびり語ってみる

どうもどうも。

フレッシュオールスター楽しみ! と言ったのに一昨日、昨日と更新できずでした。

 

一昨日はフレッシュオールスターを見た後にソシャゲやったんですが、思いのほか熱中してしまいまして…。

プロフィールでもソシャゲをやり始めたって話をして、その時は名前を出さなかったんですが、やってるのは「8月のシンデレラナイン」ってゲームです。美少女が野球をするってゲームですね。

いつかこのゲームのこともブログに書きたいと思います。

 

昨日はオールスター見た後に記事書いたんですが長くなっちゃって…たまにやってますが、今回は予約投稿です。あと長いです。

フレッシュオールスターとオールスター第1戦について書いてますよ。

 

 

フレッシュオールスター

年に1度の若手の祭典。

一軍のスター選手が集まるオールスターも好きですが、フレッシュオールスターは1試合だけだし、将来に期待できる選手が多いので大好きです。

 

そのフレッシュオールスターですが、バイトもあったのでほとんど見れてない…というか、家ではテレビ中継も見れないのでラジオでの観戦となりました。

というわけで結果について語るしかないのですが、なんと史上初のスコアレスドローとなりました。

 

当然フレッシュオールスターには今年のルーキーもたくさん参加するわけですが、昨年のドラフトは近年稀に見る投手が豊作の年。

西武今井、楽天藤平、ソフトバンク古谷…みんな楽しみですね。

 

巨人からもドラフト2位ルーキーの畠世周投手が登板。ピンチこそ作りましたが、きっちり無失点で凌ぎました。

 

一方でスコアレスドローともなれば野手には少し物足りなさがありました。

そんな中で、ソフトバンク曽根海成選手が2本の二塁打を放ってMVPを獲得。

 

昨日のオールスター第1戦でも先発した千賀滉大投手を始め、甲斐拓也捕手や石川柊太投手などソフトバンクの育成からは優秀な選手が多数輩出されていますが、曽根選手も今年支配下登録されたばかりの育成出身選手。

「今宮選手を追い越すことが目標」とはっきり言っているところにも好感が持てますね。

 

こういう好選手を輩出するソフトバンクは羨ましいですね。

育成に限らず上位指名でも去年は注目度ナンバーワンの田中正義投手を引き当て、2位でもフレッシュオールスターで優秀選手賞の古谷投手ですからね。羨ましい。

 

巨人も三軍制を導入したあたり、ソフトバンクを意識しているのでしょう。スカウティングや育成のノウハウを学んで、どんどん戦力を底上げしてほしいですね。

中井なんか使っている暇はないぞ

 

フレッシュオールスターの話はここまで…と言いたいところですが、もう1人語らなければならない選手がいます。

オールイースタンの5番手として登板した千葉ロッテの2年目左腕・成田翔投手です。

 

秋田県出身の僕として、彼は見逃せない選手です。単に秋田出身ってだけでなく、毎年初戦敗退がデフォルトの秋田県代表を甲子園で2勝させてくれましたからね。

2015年は秋田県大会から彼を見ていましたが、伸びるストレートを軸に三振を奪う姿には惚れ惚れしました。その調子で甲子園でも三振を奪いまくってベスト8進出、日本代表にも選出されました。

 

そしてドラフト3位でロッテに指名されて迎えた昨年ですが、8月に肘を痛めるなどして期待された活躍はできませんでした。

 

今年は成績を見るに昨年より試合をまとめる力がついてきたかなという印象ですが、四球が多く制球が大きな課題と言えそうです。

 

そして昨日の登板。こちらは今日のローカルニュースで取り上げられていて、映像も見れました。

中日の石岡からスライダーで三振を奪い、続くこれまた中日の近藤には胸元の直球を投じて三振を奪いました。このあたりは高校時代を彷彿とさせる投球ですね。

 

続くバッターからも三振を奪えば三者連続三振。MVPもあったでしょうが、本人も「欲が出た」と語る通り甘く入り、二塁打を打たれました。

その二塁打を打ったのが曽根選手。MVPをさらわれてしまいました。

 

今回の登板では潜在能力も課題も出た成田投手。ロッテは一軍が低迷していて、シーズン後半には若手を試す可能性も十分にあります。その時に声がかかるよう、課題を改善して強みを生かしてほしいですね。

 

オールスター第1戦

この試合はAbemaTVと地上波中継のおかげで映像で観れました。印象に残った選手を挙げる形で振り返っていきましょう。

 

セントラル

田口麗斗投手(巨人)

現在防御率リーグトップ。巨人が誇る期待の4年目左腕です。

今日は前回登板から中3日という状況でしたが、先発バルデス投手の後を継ぎ2番手で登板。

柳田選手から三振を奪うなど2イニングをパーフェクトピッチ。

初のオールスターで堂々の投球を見せました。後半戦、巨人の浮上のためには欠かせない存在です。

 

筒香嘉智外野手DeNA

日本代表の4番。現在所属するベイスターズでは3番を打っていますが、オールセントラルの4番として出場しました。

彼の今日最大の見せ場は4回に放ったレフトへの同点本塁打。逆方向へ伸びていった一発はスラッガーとしての能力の高さを感じさせます。

また、ホームランダービーにも出場していましたね。柳田選手の前に準決勝で敗退しましたが、5階席への一発も披露。

後半戦も彼には要警戒です。

 

坂本勇人内野手(巨人)

球界を代表するショートストップ。つい最近、通算1500本安打も達成しましたね。

この日は1安打を放ち盗塁も決めました。まあわざわざ話題に上げるほどではないかもしれませんが、やっぱり巨人の選手の活躍は嬉しい。

 

菊池涼介内野手(広島)

普段見てるセカンドが中井なので、彼が味方になると安心感が半端ないっすよね…。

WBCでも頼もしかったけど、今年はセカンド中井を見せつけられてるから特に…。

今日は菊池選手も守備で魅せるってことを意識していたようですね。ゆったり捕ってから素早いスローイング。かっこいいよなあ。

 

ラウル・バルデス投手(中日)

開催地がナゴヤドームということもあり今日は先発を務めました。

しかし一昨日先発しており、今日は中1日での登板。緒方監督は前々から登板予定を伝えていたのに中日が先発させたって話も出てましたね。他球団のことながら森監督もどうなんだろう。

初回にいきなり秋山選手から本塁打を浴びる立ち上がりとなりましたが、失点はその1点のみ。後半戦も手強い相手となりそうです。

 

アレックス・ゲレーロ外野手(中日)

彼もまた中日の選手。パワー自慢のスラッガーですが、ホームランダービーも大活躍でしたね。惜しくも決勝で柳田選手に敗れましたが、パワーを見せつけました。

試合でも一時は勝ち越しの二塁打を放ちました。いつもの本拠地ナゴヤドームで活躍できるというのは素晴らしいですね。

 

ケーシー・マギー選手(巨人)

今日は試合途中から鳥谷選手と交代してサードで出場。2打数無安打で併殺も記録と悔しい結果でしたが、それ以上に印象深いのはホームランダービー

彼はゲレーロ選手のために打撃投手を務めました。実際にゲレーロ選手は活躍したので打撃投手として結果を残したと言えそうですが、決勝では打撃投手なのに死球を与える一面も。あそこは笑ってしまいました。

 

 

次はパシフィックです。

パシフィック

柳田悠岐外野手ソフトバンク

ホームランダービーで優勝。現在三冠王の実力を発揮しました。

本当に彼のフルスイングは凄いですよね。

僕も昔は野球をやっていまして、柳田選手と同じ左打ちでフルスイングが信条の外野手だったんですが、全く当たらず三振を量産。

どうやったらあんだけ思い切り振りつつきっちりミートできるんでしょうか…。

僕の話はともかく、今年はフライを狙うようにしたらホームランが増えたと語る柳田選手。メジャーで起こっているというフライ革命ってやつなんでしょうが、アメリカ帰りの川崎宗則選手による影響もありそうですね。足速いから転がそうって時代も終わりでしょう。

ホークスの先輩・松中選手以来となる三冠王へ向け頑張ってほしいですね。

 

秋山翔吾外野手(西武)

オールパシフィックの1番として出場し1回表、いきなりの先頭打者本塁打

それも逆方向への当たりでした。八戸大で腕を磨いた選手ということもあり、彼の活躍は嬉しいです。

 

西川遥輝外野手日本ハム

柳田選手と交代で途中出場。第1打席でヒットを放つと、8回の第2打席ではツーランも放つ活躍。

俊足の外野手ってホームランなさそうなイメージ持っちゃいますけど、昨年の日本シリーズといい西川選手は一発があるんですよね。

巨人も橋本到、立岡、重信と俊足の外野手は多いんだから1人くらいああなってほしいですけどねえ。

 

内川聖一内野手ソフトバンク

8回に大谷選手の代打で出場。勝ち越しタイムリーを放ってMVP獲得と勝負強さを見せつけました。

試合後のインタビューでは「ファンのみなさんは大谷選手を見たかったんじゃなかったかなというのが、ちょっと申し訳ないなと思いながら代打に立たせてもらいました」と語った内川選手。

確かに大谷選手のような才能に恵まれた選手はパッと見てわかりやすいですが、内川選手も素晴らしい技術と実績を持つ選手。

大谷選手のようなスターをしっかり伝えることも大事だし、内川選手のような選手の凄さを野球に詳しくない人に伝えるのも大事なことですね。

 

源田壮亮内野手(西武)

現在リーグ2位の盗塁数をマークするルーキー。

なんと言っても素晴らしいのは守備。この日も代打で登場した阿部慎之助選手の打球を捕って、素早い送球でアウトにしました。

怪我で出場辞退した楽天の茂木選手の代わりで出場となりましたが、そうでなくともオールスターに選ばれるだけの実力を持った選手です。昨年茂木選手が獲得できなかった野手でパリーグ新人王獲得なるかも注目です。

 

 

その他

カルロス・ペゲーロ外野手楽天

オールスターには出場してなかったんですが、僕が見たかった選手です。

今日の中継でも話題になっていましたが、素晴らしいホームランバッターです。

昨年の来日初実戦となった北東北での二軍戦を見に行って、いきなり活躍する姿を見たのでペゲーロ選手は好きな選手です。オールスターでも投票してたんだけどなあ。

今年は首位争いを繰り広げる楽天で恐怖の2番打者として活躍中。ホームランダービーに出るペゲーロ選手を見たかったです。

 

トラックマン

中継で回転数とかめっちゃ話題になってましたね。

MLBではいまやどの球団も導入しているそうですし、日本でも巨人を含め導入する球団が出てきています。

現代野球において複雑なデータを収集、分析、活用することもまた上位を目指す上で欠かせない要素となりつつあるようです。そんな中で地上波中継でもデータを取り入れようという試みは素晴らしいことだと思います。

数値という視点で野球を楽しむ人がいるのも良いことだと思うし、ファンが様々なデータに触れることでデータが広く浸透していき、日本野球全体のレベルアップに繋がるなら嬉しいことですしね。気の遠くなるような話かもしれませんが、これが第1歩だと思います。

まあ、中継が面白いかは別問題ですが…。データの取り入れ方が上手くいかず、せっかく野球に興味を持って見ているファンがつまらないと感じるのではもったいないですし、選手や試合そのものの魅力なども伝えつつ、データを絡めていくのが理想です。

今日は放送席の人たちもデータに慣れていない感じがありましたし、さらに洗練された放送になっていくことを期待です。

 

ソフトバンク

ホークスですけど、強すぎますよね。フレッシュオールスターで曽根選手がMVPを獲ったかと思えば、オールスター第1戦も内川選手がMVPです。

古谷選手はフレッシュオールスターの優秀選手賞だし、柳田選手はホームランダービー優勝。優秀な選手を多数抱えています。巨人もこうならないかなあ。

 

最後に 

 

昨日、「中井が万能性で生き残る」とかわけのわからないこと書いてる記事を見ました。

 

言っておきますけど、中井は一塁しか守れません

まあベンチの野手を使い果たしたみたいな場合なら仕方なく他のポジションを守ることもあるかもしれませんが、セカンドでスタメン出場などもってのほかです。

 

首脳陣には一刻も早く中井がユーティリティな守備力を持つという妄想を捨ててもらって、適切な起用に徹していただきたいものです。

二軍に落としてくれれば全部解決なんですけどね!

 

 

今回は長かったですがこのへんで。

それでは!