裏のまた裏話

実家から戻った話

どもども。
ここ1ヶ月ほど殆ど更新してなかったんですけど、飽きたわけではないんですよ。

この期間に何をしてたって帰省してたんですね。
お盆あたりに帰省して、そこからずーっと実家暮らし。何をするでもないニート生活でした。

今回はそのニート生活と、それが終わる日の話。
読み進めてもらえればわかるけど、人前で涙ボロボロ流しながら書いてる。暗いだけで読んで泣ける内容ではないと思うけど。

 


8月あたりは昼間に甲子園、夜にプロ野球を見る生活。そして次の日の甲子園に向けて寝る。ブログを書いてる時間がなかった。
甲子園終了後は甲子園見てた時間でゲーム。1人暮らししてる間、ゲーム機とか買ってないのでゲームできないんですよ。

弟がやってたドラクエXIにデータを作らせてもらってひたすらプレイ。巨人戦見てる間でも、CM中にちょいちょい進めていく。
Nintendo Switchスプラトゥーンを買ってドラクエやらなくなった弟の進度を抜き去り最後のボスまで撃破。
ところでメインヒロインお前だったんかい。

そんなこんなでめちゃくちゃ喜んだ成田翔投手の初登板以外でブログも更新してなかったんですが、いよいよ1人暮らしに復帰することになり多分これからまたブログを書くようになると思います。

それで久々に1人暮らし復帰ですが、思うのはとにかく「実家離れたくねえ」ということ。
やっぱ家族っていいなあと思いましたよ。僕は1人暮らし始めるまでかなり甘やかされて育ってきたからそれに慣れてて1人暮らしのリズムが本当にキツい。

それに友達を作るのも苦手だから家族以上に話してて落ち着くなあって人も殆どいない。
不思議と後にも先にも高校時代の友人以上に親しい友人ってできない気がします。
お盆の辺りとか昔の友達と会う機会もありましたけど、一緒にいて楽しいと思うのって高校時代の友達だけなんですよね。僕の小中学生時代が酷かっただけかもしれないけど。

それだから1人暮らしに戻ったって友達は殆どいない。
いや全く「いない」わけではないんだけど、彼らがいるから1人暮らしに戻っても大丈夫だと思えるほどじゃない。かなり失礼な話だし申し訳ないけど。

僕の地元は糞田舎ですけど、やっぱり落ち着くのはここしかない。
離れるのはすごく寂しい。

地元を離れる電車に乗るため駅へ向かう途中に親から電話が掛かってきた。
最後に親に挨拶してから帰りたかったけど、電車の時間もあったので仕事帰りの親を待たず家に出た。そしたら家に着いた親から電話が来た。

内容はフツーの電話だ。
でも電話の向こうの親は泣いていた。僕に会うために急いで帰ってきたと言っていた。
なんで泣いてるんだよ。今生の別れってわけではないだろう。

実際にそんなツッコミを入れる余裕はなかった。その電話を受けて僕も泣いてしまったからだ。脳裏にこの1ヶ月くらいの取り留めもない思い出がたくさん流れてきた。
殆ど野球とゲームで終わった1ヶ月だ。でも、ただただ野球とゲームを楽しめていたことですら愛おしい。
弟の部活を見に行ったこととか、家族で近所の夏祭りに行ったこととか、高校時代の友達と遊びに行ったこととか、そういう思い出が僕の涙腺をより緩める。

親と話した後、弟とも話した。
僕は泣きながら「帰りたくない」と言った。
弟は僕を励ましてくれた。
昔は弟に対して、僕が兄というだけでなんとなく優越感があった。殊勝にも兄として頑張らなきゃと思ってた時期もある。
でも実際のところ僕より弟の方が立派に育った。そして今は僕が励まされている。情けないなあ。


本当に今生の別れというわけではない。電車に乗ればすぐに帰れる。
でも悲しいのだ。人は1ヶ月もニートやってると本当にダメになる。

この文章は1人暮らしに復帰したらブログ更新しようと思って、電車の中に暇つぶしで書き始めたんだけど、書いてるうちに涙が止まらなくなった。
下校で電車に乗ってる高校生がたくさんいるというのに。なんか気持ち悪いオッサンが涙流しながらスマホ弄ってたらそれは僕だ。申し訳ない。


まあ何にせよ僕は1人暮らしに戻る。その間僕には帰りたいって思いが付き纏うわけだけど、それを話せる人っていない。だからここに書けて良かったなと思う。

次にブログを更新する時はどんな内容になるかはわからないけど、面白い、笑える感じに書きたい。
ではでは。